指ヨガのリフレッシュ効果!デスクワーク疲れに効く簡単ポーズ

たった1分で全身を使うヨガを行ったのと同じ効果が得られる簡単なリフレッシュ方法があるってご存知でしたか?
忙しくてゆっくりとヨガに費やす時間が取れない‥。そんな働き盛りの女性のために、今回は職場でできる簡単なリフレッシ方法をお伝えします。
それは「指ヨガ」!ヨガはヨガでも指ヨガです。えっ、指にヨガ?と思われる女性も少なくないはず。
集中力切れ・首、肩こり・目の疲れ・・・それが、毎日同じ姿勢でデスクに向かってパソコンの画面に集中しているせいなのはわかっている。でも、デスクワークの疲れって知らず知らずの間に溜まるもの。気がついた時にはもう全身に疲労感が・・・
ぜひ試してみてくださいね、指ヨガ。
指ヨガのリフレッシュ効果!デスクワーク疲れに効く簡単ポーズ
指ヨガって何?
「指ヨガ」とは手の平から指先にかけての反射区を刺激し、それに対応する体の部分の不調を解消したり健康を増進させたりするものです。病院で指ヨガの効果を実際に測定機器を使って調べたところ、指ヨガによる刺激で全身の新陳代謝が活発になり、5分間の指ヨガで10分間のジョギングに相当する効果が得られる事がわかっています(指ヨガ考案者の深堀真由美先生による)。
つまり、この「指ヨガ」は、デスクワークで悩まされるいろいろな不調の解消にも役立つってコト!では早速、お悩み別の指ヨガ実践法を見てみましょう!
全身の「気」の流れアップしてリフレッシュ!心の安定や集中力にも効果が
まず最初にお伝えするのは、指ヨガの基本ポーズともいうべき、手の指すべてを刺激する指ヨガポーズです。
① 立った姿勢か座った姿勢で足を肩幅に開いて背筋を伸ばします。
② 両手の指を大きく広げて胸の前に持って行き、左右の手の指先の腹同士が軽くくっつくように合わせます。
③ 親指同士を強く押して鼻から腹式呼吸をゆっくり3回行います。そして人差し指、中指、と順に小指まで同じ動作を行います。
④ 小指までやり終えたら、最後にすべての指を同時に強く押しながら、鼻からの腹式呼吸を3回行います。
これはできれば1日3回行って、デスクワークの体の緊張を取るのに役立ててほしいです。
首のこりにも効く指ヨガ
① まず、首そのものをゆっくり前後左右に各3回ずつ曲げ伸ばします。そして首の右回し・左回しの運動も左右各3回して首周りの筋肉をほぐしておきます。
② 左右どちらかの手の中指を付け根から指全体を覆うように反対の手で包み込みます。包んだ手で中指全体を伸ばすように引っ張ってから、指先の方へ包んだ手を引き抜くようにパッと離します。これを3回行います。(強く行うと指を傷めるので軽めでOK)
③ 中指の先端を反対の手でつかみ、手の甲側へゆっくりと反らします。これも3回行ってください。
④ ②と③を手を逆にして同じように行います。
簡単ですが、かなり首が楽になってリフレッシュしませんでしたか?
肩こりがツラい時にはこの指ヨガ
まず肩の周りの筋肉のこわばりをほぐすために両肩を思いっきり上に引き上げてから、一気に脱力してストーンと下に落とす動作を3回繰り返します。
次に両腕を後ろに伸ばして腰の辺りで組み、両肩をグッと後ろの方に引いて肩甲骨同士をくっつけるように体の中心に寄せる動作を3回行います。
こうして肩周囲の柔軟性を高めてから肩こりに効く指ヨガを行います。
① 肩こりになっている時には、人差し指と薬指の付け根辺りも硬くなったり、押すと痛みがあったりします。そこでこの位置の関節の内側・外側、指と指の間の水かきのようになっている部分を良くもみほぐします。特により痛みや硬さを感じる部分が重点的にもむところです。「イタ気持ちいい」程度の強さでほぐしてみてください。
② 人差し指と薬指そのものを、左右に回したり反らしたりしてよく動かします。
③ ①と②を左右の手で行います。
このヨガを行うと、片方の手の肩の指ヨガゾーンだけが痛かったり、硬くなっていたりと、普段気づかないデスクワークでの体の歪みを発見したりもするものです。指ヨガで十分にリフレッシュしておきましょう。
頭痛と目の疲れに効く指ヨガは?
デスクワークで悩まされる頭痛や目の疲れは、脳内の血行不良や頭蓋骨の歪みが原因で起こることも多くあります。その改善法をご紹介しましょう。
① 頭痛改善には、中指先端の「頭頂部」と中指の爪側の「後頭部」に相当するゾーンを刺激します。中指の第一関節を下から上へと徐々に押し上げるようにマッサージすると、スッキリしてリフレッシュしますよ。
② 目の疲れの改善には、中指の指先の指紋のある側を、反対の手の親指の爪で少しずつ位置をずらしながら指圧していきます。この時痛みを感じる部分は、より丁寧にもみほぐしておきましょう。
腰痛対策にも指ヨガを
腰は大きな筋肉が集中している場所なので、デスクワークを1~2時間するごとに立ち上がって、腰を伸ばしたり、左右にひねる動作をしておいてひどい痛みを予防する習慣は付けておきたいもの。
それに加えて、腰痛の部位別に効果のある指ヨガも行えば、デスクワークの負担もより軽くなります。腰痛の種類によって使い分けてみてください。
① 腰上部の背骨に近い位置に痛みがある場合には、手の甲の中指の骨を反対の手の指で挟んで、両側から押すようにします。より痛みのある部分を重点的にもみほぐしましょう。腰の緊張がほぐれてリフレッシュしますよ。
② 腰の外側の部分が痛む時には、親指と人差し指の付け根部分、そして薬指と小指の付け根部分が指ヨガポイントです。反対の手で軽く押しながら、痛みを感じる部分を探し出します。見つけたら、その場所を特に念入りにもみほぐしてみてください。
仕事中のイライラ・落ち込み・倦怠感には
イライラや落ち込みは自律神経の乱れによっても起こります。自律神経のバランスを整えるのにいいのが、「へそ」とへその下の「丹田」ゾーンを刺激する指ヨガです。
① 「へそ」に当たるゾーンは、手の平のちょうど真ん中のところです。この部分を体のおへその下にある「丹田」のツボを意識してゆっくりと息を吐きながら約10秒間指
で押します。
② 手の平の「へそ」の部分よりも1cmほど下にある「丹田」ゾーンを、こちらも体の「丹田」のツボを意識して同じようにゆっくりと息を吐きながら10秒間指で押します。
今日のまとめ
指ヨガのリフレッシュ効果!デスクワーク疲れに効く簡単ポーズ
いかがでしたか。指ヨガは大きな動きをしなくていいので、デスクワークの合間に席を立たなくてもできる、手軽で効果の高いリフレッシュ方法です。
指ヨガでこまめに疲れを取って、長時間のデスクワークも乗り切ってしまいましょう!
・ 指ヨガって何?
・ 全身の「気」の流れアップしてリフレッシュ!心の安定や集中力にも効果が
・ 首のこりにも効く指ヨガ
・ 肩こりがツラい時にはこの指ヨガ
・ 頭痛と目の疲れに効く指ヨガは?
・ 腰痛対策にも指ヨガを
・ 仕事中のイライラ・落ち込み・倦怠感には
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