フェリシティ・ジョーンズ 映画ビリーブに学ぶ!職場の男女差別とは?

フェリシティ・ジョーンズ 映画ビリーブに学ぶ!職場の男女差別とは?

フェリシティ・ジョーンズの最新作(映画)『ビリーブ 未来への大逆転』が「すばらしい!」と話題になっているのをご存知でしょうか?

今でこそ“自由で平等”なイメージがあるアメリカですが、かつては黒人差別の問題だけでなく“男女不平等”の時代があったそうで・・・それを変えるために立ち上がった実在の女性をモデルにした作品です。

私も最近この映画を観たのですが、色々と考えさせられる内容でしたよ。

ちなみに世界経済フォーラムの『男女の格差指数調査』(ジェンダー・ギャップ指数)では、日本は136カ国中105位という結果。

男女不平等の度合いが「非常に高い国」とのデータが出ています。

先進国でこれはかなりマズい状況です!

以前、オンライン英会話でフィリピン人の講師から、「日本の男性は家事や育児に積極的でないんでしょ?」「こっちは半々ずつやるのが普通なのに・・・」 と言われたのを思い出しました。(※フィリピンはトップ10位に入るくらい男女平等が進んでいる国)

日本の女性の人権・平等は世界的に遅れています!!

そこで今回は、今でも職場に残っている男女差別について調べてみました。

今すぐ取り組めること、長期的な視野で取り組むべきことなど・・・まずは私たちの意識を変えていく必要があります!

平成から令和へと変わる新時代。

男女平等は仕事だけでなく、家庭での生活にも影響がある問題です。今からしっかりと考えてみましょう。

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社会にでる前から?大学入試にある男女差別

社会にでる前から?大学入試にある男女差別

東京医科大学の大学入試問題。

受験者の女性の得点を減点して「男性が入学に優位なように操作されていた」というショッキングなニュースがあったのを覚えていますか?

この一連の事件に対して、現役医師たちは「ありえる」という反応を見せていました。

その背景にあるのは女医の厳しい現状です。

彼女たちは医学部を出て、出産して子育てをする中で「(医療現場は)仕事と両立することが難しい環境」と述べています。

こういった事件で発覚はしていないけれど、その他の大学(学部)でも「入試の結果が操作されているのではないか?」との声も。

入試の時点ですでに男女差別があるこの状況、あなたはどう思いますか?

 

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女性だからというだけでやらされる仕事

女性だからというだけでやらされる仕事

お茶くみ

「お茶くみは女性の仕事」と暗黙のルールがあるという職場は、男女差別が今よりひどかった時代からの悪しき企業文化が残っているから。

キッチンに入るのは男性のやることではない。給仕は女性の仕事という男尊女卑的な歴史的な背景(性差別)も関係しているのかもしれません。

電話番

「会社で男性社員が電話に出たがらない」という声も各職場で耳にする問題です。「コミュニケーション力が女性は高い」「臨機応変な対応ができる」「電話の雰囲気が柔らかくなる」などと言われても、面倒な仕事を押し付けられているようにしか思えませんよね。

掃除

私の元職場でも男性社員が掃除道具を一切手に取らなかったので、「掃除=女性の仕事」と思っている人が一定数いるのかも。その後、女性社員みんなで抗議したら男性も掃除に参加するようになったので、このままでいいと思わないで。

受付・事務

男女を指定して求人を出すのは違反ですが、受付や事務の男性ってなぜか今も少ないですよね。これも男女不平等のいい例です。

 

パートなど非正規労働者と正社員との違いは?

【男性】

正社員の割合が女性よりも多く、就職からリタイアまでその雇用形態が続く場合がほとんど。雇用が安定していて、生涯年収も女性より高いのが特徴。

【女性】

結婚や出産後も働く女性の数は増えています。しかし、増えているのは正社員ではなくパート・アルバイトなど非正規で働く女性の割合なので、雇用が不安定で男性と比べると賃金格差も。

女性の非正規雇用が多い理由&なぜ男女に賃金格差が生じるのか?

女性の非正規雇用が多く、男女の賃金格差はなかなか縮まっていないのはなぜ?理由を考えてみました。

① 女性に家庭の負担が大きいから

特に「子育て」と「介護」の主な担い手は女性であり、転勤・残業・出張・休日出勤がある正社員だと家庭との両立が難しいというのは安易に想像できますよね。そうなると、どんなにやりがいがあっても女性は働き方を変えざる終えません。

② 働く女性のロールモデル不足

女性が生涯独身で「自身の稼ぎで生計を立てる」もしくは「男性の代わりに女性が稼ぐ」などのロールモデルがこれまで少なかったので「男性は一家の大黒柱」「女性の仕事はそれほどの責任はない」という価値観が根強く、賃金格差が埋まらないまま。

 

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妊娠・出産による解雇はなぜ減らないのか(マタニティハラスメント)

妊娠・出産による解雇はなぜ減らないのか(マタニティハラスメント)

20〜30代女性の間で増えているのは、マタニティハラスメントの問題。

・結婚を報告したら「子どもはまだ作らないよね?」と嫌味を言われた
・産休中に次の新しい人が職場に来ていて、解雇になった
・妊娠していると伝えたら、周囲から嫌がらせをされた

など泣き寝入りをした経験がある女性が私の周りでも結構います。

もともとしっかりキャリアを築いてきた女性たちでも、こういった目にあっているんです。

問題が起きる背景は、企業の人手不足の問題や「女性は養ってもらえるから・・・」といった意識を持っている人が一定数いるからだと感じています。

 

男女格差をなくすためにできること

お茶くみとお酌の文化をなくす

コーヒーやお茶は各自好きなタイミングで飲むのが普通。誰か一人がみんなの分を準備する必要はありません。手が空いている人が来客のお茶も準備するようにすれば、女性の負担も減ります。

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管理職など、意思決定の場における女性の割合を増やす

2016年に『女性活躍推進法』が施行され、女性の管理職の比率を増やそうという流れに変わってきています。

女性の活躍を推進するこの法律のおかげで、女性が働きやすい環境が徐々に整備されるようになり、私たちの意見もしっかりと汲み取ってもらえるというわけです。

私の友達もこの法律が施行された年に管理職になりました。

パワハラ行為や女性蔑視的な発言を見過ごさず、声をあげる

中には無意識で発言している男性もいるので、パワハラや女性蔑視的な発言があればその場で声をあげたり、訂正することが大事です。

夫婦別姓や男性の育休取得に関する社内規程の改定

結婚後に多くの女性が夫の姓に変わるのは、夫婦別姓が民法で認められていないから。

そんな中でも、社内ルールで旧姓を名乗ることができれば、関係者に名字が変わったことを説明したり、名刺を新姓で作り変える手間がなくなります。

それから、男性の育休取得も積極的に取れるよう、会社側の配慮もより一層必要となるでしょう。

 

女性も男性も利用できる?育児休業制度について

「そもそも、男性が育休を取得できるの?」という疑問があるかもしれませんが育休は女性だけのものでなく、男性も利用できる制度です。

原則として子が1歳になるまでが対象。

その後も保育園に入れない等の条件があれば1歳6ヶ月まで延長できます。

詳細は厚生労働省の育児・介護休業法のページに詳しく書いてあるので、時間がある時に目を通してみてください。

それから、意外と知られていない制度「パパ休暇」や「パパ・ママ育休プラス」などをうまく活用すれば、男女がバトンタッチしながら育児を協力できるので、女性の負担軽減にもつながります。

厚生労働省(育児・介護休業法について)

 

映画『ビリーブ 未来への大逆転』の見どころは?

映画『ビリーブ 未来への大逆転』の見どころは?

ルース・ベイダー・キンズバーグの生き様

『ビリーブ 未来への大逆転』は当時の米国で「絶対に勝てない!」と言われていた「男女平等裁判」で史上初の勝利を勝ち取った女性弁護士ルース・ベイダー・キンズバーグの生き様を忠実に描いた作品です。

貧しいユダヤ系の家庭に生まれた彼女。苦労を重ねてハーバード法科大学院に入学・卒業するも「男女差別」があり法律事務所に就職できなかったそう。

それでも夢を諦めずに挑戦し、「100%負ける」と分かっている裁判に果敢に挑む姿はかっこよかった!

彼女は生き様がかっこいい女性として米国ではポップアイコンのような存在。

85歳を過ぎても最高裁判所の現役判事を務めるパワフルさにも圧巻!

フェリシティ・ジョーンズの歯並びに女優魂が・・・

フェリシティ・ジョーンズの歯並びに女優魂が・・・

ルース・キンズバーグ役として主演を務めたフェリシティ・ジョーンズは『博士と彼女のセオリー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などで有名な女優。

この役を演じるにあたり、以前からコンプレックスだった歯並びに被せものをして撮影に臨んだそうです。細部にまでこだわりを見せる女優魂には脱帽ですね。

 

今日のまとめ

フェリシティ・ジョーンズ 映画ビリーブに学ぶ!職場の男女差別とは?

職場の男女差別とは?

男女平等に関する法律があるので、「日本は男女平等の国だ」と思っている人が少なくないはず。

でも、よくよく調べてみるとこの状況は世界のスタンダードではなく、男女平等においては「かなりの後進国」という事実が明らかになりました。

このように、まだまだ改善の余地がたくさんある私たちの働き方と生き方。

まずは職場や家庭など身近なところから始めて、私たちの力で男女平等を進めていきましょう!

◉ 社会にでる前から?大学入試にある男女差別
・東京医科大学の大学入試問題。

◉ 女性だからというだけでやらされる仕事
・お茶くみ
・電話番
・掃除
・受付・事務

◉ パートなど非正規労働者と正社員との違いは?
・女性の非正規雇用が多く、男女の賃金格差はなかなか縮まっていない

◉ 妊娠・出産による解雇はなぜ減らないのか(マタニティハラスメント)
・企業の人手不足の問題や「女性は養ってもらえるから・・・」といった意識を持っている人が一定数いるから

◉ 男女格差をなくすためにできること
・お茶くみとお酌の文化をなくす
・管理職など、意思決定の場における女性の割合を増やす
・パワハラ行為や女性蔑視的な発言を見過ごさず、声をあげる
・夫婦別姓や男性の育休取得に関する社内規程の改定

◉ 女性も男性も利用できる?育児休業制度について
・原則として子が1歳になるまでが対象。
その後も保育園に入れない等の条件があれば1歳6ヶ月まで延長可。

◉ 映画『ビリーブ 未来への大逆転』の見どころは?
・フェリシティ・ジョーンズの歯並びに女優魂が・・・

 

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